ぼろぶろぐ

好きなことは筋トレ。メンタルトレーニング。人間観察。…33歳、トレーニングについて、できるだけわかりやすくまとめていきます。

【自主トレ】動画(YouTube)を活用したトレーニング

こんにちは。しばらく放置をしていたゴリラです(T . T)

 

様々な場面で、少しずつ今まで通りの生活になるようですが、決して元に戻ったわけではありません。一人ひとりの感染症への意識は、今までと変わらず、絶えずにもっていきたいですね。

 

さて、本日は…

YouTubeの活用】です。

 

現在指導に関わっている中学生を見ていると、

10人に8〜9人くらいの割合(ほぼ全員。。。)

 

YouTubeで理想の選手を検索し、参考にしている。

 

という現状がわかりました。

 

いやいや、今時のお子さんたちはなんて優秀なのでしょうか…👏

 

熱心なことに頭が下がる思いです。

 

と同時に、自分の指導力不足も痛感します…

 

そこで、そういった現状において私ができることはたった一つ!

 

動画を見ることをやめさせる!

 

…のではありません。どうぞ、参考になるものは見ていきましょう。むしろ、見て欲しい。自分で探求する気持ちがある選手は絶対に伸びます。

 

ジュリアス・イエゴ選手をご存知でしょうか?

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https://www.afpbb.com/articles/-/3058438より引用

彼はケニア出身のやり投げ選手です。2015年の世界選手権に出場し、男子同種目で金メダルを獲得しています。

 

何がすごいのかというと

①コーチなし

②周囲にやり投げのメダリストはいない

③独学のみ

そして

④著名なやり投げ選手の動画をひたすらYouTubeで視聴し続けた

 

ことで金メダル🥇を獲得しています。

 

びっくりですよね。何よりそのメンタルの強さと、再現できるほどの理解力に脱帽です。

 

つまり、

「動画を見るだけでも技術を身につけることはできる可能性がある」

のです。

 

では、指導者は何をすべきなのか。

それは、「自分の力に合った動画を視聴し、参考にすること」を子どもたちに伝えることだと思います。

 

どんな技術にも初級〜上級があります。

例えば…

陸上初心者(100m)がいきなり桐生選手やケンブリッジ選手、サニブラウン選手や多田選手のような動きを見ても

 

「速ッ!!」

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としか思えないでしょう。そう思うことも勿論大切です。「見るな」とは言いません。

 

ですが、「何が」速さに関係していて「どこを」参考にすればいいのかは理解ができないと思います。

 

ですからまずは、同じ中学生の「全中優勝者」や「同じ地区の上位者」の動きを参考にするのも良いかもしれません。

 

YouTubeでも、初心者用に丁寧に解説をしてくれている動画があります。

 

そうしたものを指導者が見て、選手に合わせて紹介していくことも、今の指導現場では必要なことなのかもしれません。

 

練習会場でiPadを見る。

 

今までだったら「何してるんだ!」とお怒りになる方がいてもおかしくないかもしれません。(そんな人いないか。。。)

 

でもこれからは、そんな状況が一般的になりつつあります。

 

情報の取捨選択

 

これができて初めてコーチング」ができる指導者=コーチになるのではないでしょうか。

 

まずは我々がYouTubeに目を通し、自分たちの目の前のダイヤモンドたちが何を求め、何を探し、何を身につけたいのかを理解する必要がありそうですね。

 

 

最後までお読みいただき、ありがとうございます!