【自主トレ】動画(YouTube)を活用したトレーニング
こんにちは。しばらく放置をしていたゴリラです(T . T)
様々な場面で、少しずつ今まで通りの生活になるようですが、決して元に戻ったわけではありません。一人ひとりの感染症への意識は、今までと変わらず、絶えずにもっていきたいですね。
さて、本日は…
【YouTubeの活用】です。
現在指導に関わっている中学生を見ていると、
10人に8〜9人くらいの割合(ほぼ全員。。。)で
YouTubeで理想の選手を検索し、参考にしている。
という現状がわかりました。
いやいや、今時のお子さんたちはなんて優秀なのでしょうか…👏
熱心なことに頭が下がる思いです。
と同時に、自分の指導力不足も痛感します…
そこで、そういった現状において私ができることはたった一つ!
動画を見ることをやめさせる!
…のではありません。どうぞ、参考になるものは見ていきましょう。むしろ、見て欲しい。自分で探求する気持ちがある選手は絶対に伸びます。
ジュリアス・イエゴ選手をご存知でしょうか?
彼はケニア出身のやり投げ選手です。2015年の世界選手権に出場し、男子同種目で金メダルを獲得しています。
何がすごいのかというと
①コーチなし
②周囲にやり投げのメダリストはいない
③独学のみ
そして
④著名なやり投げ選手の動画をひたすらYouTubeで視聴し続けた
ことで金メダル🥇を獲得しています。
びっくりですよね。何よりそのメンタルの強さと、再現できるほどの理解力に脱帽です。
つまり、
「動画を見るだけでも技術を身につけることはできる可能性がある」
のです。
では、指導者は何をすべきなのか。
それは、「自分の力に合った動画を視聴し、参考にすること」を子どもたちに伝えることだと思います。
どんな技術にも初級〜上級があります。
例えば…
陸上初心者(100m)がいきなり桐生選手やケンブリッジ選手、サニブラウン選手や多田選手のような動きを見ても
「速ッ!!」
としか思えないでしょう。そう思うことも勿論大切です。「見るな」とは言いません。
ですが、「何が」速さに関係していて「どこを」参考にすればいいのかは理解ができないと思います。
ですからまずは、同じ中学生の「全中優勝者」や「同じ地区の上位者」の動きを参考にするのも良いかもしれません。
YouTubeでも、初心者用に丁寧に解説をしてくれている動画があります。
そうしたものを指導者が見て、選手に合わせて紹介していくことも、今の指導現場では必要なことなのかもしれません。
練習会場でiPadを見る。
今までだったら「何してるんだ!」とお怒りになる方がいてもおかしくないかもしれません。(そんな人いないか。。。)
でもこれからは、そんな状況が一般的になりつつあります。
情報の取捨選択
これができて初めて「コーチング」ができる指導者=コーチになるのではないでしょうか。
まずは我々がYouTubeに目を通し、自分たちの目の前のダイヤモンドたちが何を求め、何を探し、何を身につけたいのかを理解する必要がありそうですね。
最後までお読みいただき、ありがとうございます!